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環境活動

メッセージ

未曾有の大量消費時代を迎えた、20世紀。私たち人類は飛躍的な科学的・文化的進歩を遂げた代償に、多くの物を失いました。資源の枯渇、環境汚染といった問題は世界的な規模で山積し、子供たちの世代に大きな課題を残しています。私たちのような企業も、そうした責任の一端を担っていることは自明の事実。21世紀を迎えた今、私たちは改めて未来の新たな世代のため、地球の自然と環境を守るべく企業活動を行わねばならないと考えます。

とりわけ、2011年3月11日に起きた東日本大震災は我が国に大きな傷を与えると共に、これからのエネルギーのあり方、環境への考え方に大きな示唆を与えました。資源大国ではない日本が21世紀の荒波を乗り越えてゆくためには、20世紀とは全く異なる発想でエネルギー対策を考え、環境立国としてその理念と技術力を世界へとアピールしていくことが不可欠です。私たち山栄物産も、微力ながらその一員として環境保全に向けた事業活動をますます盛んに展開していく所存です。すでに現存する各事業部ではそれぞれの事業領域において環境保全に向けて工夫を重ね、ありがたいことにお客様から評価いただくことも増えて参りました。ビジネスメリットと環境保全を両立しながら、社会に貢献してゆく。そんな理念の元に邁進する山栄物産に、これからもどうかご期待下さい。

環境保全プロジェクトの一例

エコキャッププロジェクトへの参加

現在、ペットボトルは、年間約250億本が生産されていますが、回収率は62%、再資源化率はわずか37%。完全再資源化には、ほど遠い状況となっています。再資源化を促進するためにはペットボトルからキャップを外し、ラベルをはがした上で、適切に資源ゴミとして処理することが必要です。このペットボトルのキャップを外して集め再資源化することで売却益を得、これを発展途上国の子供たちにワクチンを贈るために使用する。それが、NPO法人エコキャップ推進協会が実施している「エコキャッププロジェクト」です。私たちはこのエコキャッププロジェクトに参加することで、環境保全と小さな命を守ることに貢献しております。

地域・社会の環境保全活動に貢献

職場・自宅の近隣にて、公園・河川敷・海岸等のゴミ拾いに参加したり、富士山ゴミ拾いプロジェクトに参加するなど、地元に密着した企業として身近な環境保全に取り組んでいます。

環境保全に関する社内教育

ゴミの分別、リサイクル品の利用の推奨、グリーン購入の推奨、エコ出張の推奨、デジタル化推進による紙の使用量の抑制など、定期的な社内研修を通じて環境への意識を高めております。

環境保全に関する法規制、協定等の遵守

事業運営においては、常に環境保全責任者及び担当者からのレクチャーを受けています。各事業案件に掛かる法令を、事業担当者が理解の上、社内に周知徹底しております。

社内での省エネルギーの推進

土日出勤&平日休暇を推進することにより、社内でのエネルギー消費量を分散。また、全社を挙げてLED化を推進すると同時に、社員宅や親戚・知人への推奨も積極的に行っています。

自動車の使用に伴う環境負荷低減

ハイブリッド車の導入をはじめ、急発進・急ブレーキの抑止、アイドリングストップの励行を行っています。また、リース事業においてもハイブリッド車案内の加速化を進めています。

廃棄物の適正分別と排出

廃棄物担当者(環境保全担当者)を設置し、産業廃棄物の適正な処理に努めています。

グリーン購入の推奨

グリーン購入責任者(環境保全責任者)を設置し、物品購入時には可能な限り環境保全に役立つ商品を検討しています。

ISO 14000の取得

グループ企業ともども、事業部ごとにISO14000(環境マネジメントシステムに関する国際規格)の取得を目指し、今後国際的な水準で環境保全に取り組んでいきます。